あなたが出会い系サイトで誰かと知り合ったら、まずはメル友になるのが普通です。
メル友にとって唯一の伝達手段というのはメールだけですから、最初のうちはメールだけでどこまで信頼関係を作ることができるかが勝負だと、前の項でお話ししました。
しかし、もちろんメールは決して万能ではありません。
何と言っても文字だけの伝達手段ですから、どうしても言葉だけが独り歩きしてしまうことが多く、真意が伝わらずに思わぬ誤解を招いたりすることも少なくありません。
その点、電話や会って話す場合はその場の雰囲気というものがあるので、仕草や表情など話している言葉以外の情報も色々と伝わるので、それらの全てで失敗しない限りは誤解を招くということはほとんどないでしょう。
しかし、メールの場合はそこに書いてある文字だけが全てなのです。
そこで何かしくじってしまうと、そのメールがいつまでも記憶にも記録にも残ってしまうので致命傷になりかねません。
すでに出会い系サイトをよく利用している方であれば心当たりがおありかも知れませんが、出会い系サイトで知り合ったばかりの女性からメールが来るということは本当に嬉しいものです。
しかも、メールの内容がいいムードになっていればなおさらでしょう。
男の本能として、そのメールを何度も何度も読み返しては心の中でほくそ笑む、ということを繰り返します。
ただ、それだけなら良いのですが、日本語というのは非常に奥の深い言葉で、その時の気分によって同じ文章でも違う意味に感じるようなことが多々あります。
例えば、メールで何か美味しい店の話をしていたとして、今度連れて行ってあげるから一緒に行こうという内容のメールを送ったとします。
その返事が「嬉しい!連れてってね、楽しみにしてるよ」という内容だったとしましょう。
普通ならこれはどう見ても脈アリだと考えますよね。
一緒にその店に行くことを楽しみにしてくれているのですから、後はいつにするか決めるだけです。
ところが、このメールをもらった男性が喜び勇んで具体的な日時を決めようとメールしたものの、なかなか都合が合わないとします。
早く会う段取りをつけたい焦りから、改めてメールを読み返してみると、なにやらどうも社交辞令っぽく見える。
誰にでも同じようなことを言っているのではないか?
と疑心暗鬼になってしまうのです。
メールというのは本当に文字だけのやり取りなので、その言葉に重みがあるはずなのですが、何気なくメールを出す時はそこまで深く考えていないので、後でこのような深読みを招いてしまうのです。